ブログするなら必須!さっとできる「お問い合わせページ」の作り方【かんたん図解】

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ブログとかホームページって「お問い合わせ」というページとかありますよね。

企業のホームページなどでは、
「この会社の商品を知りたいけど、どこに聞けばいいのかわからない」
「営業時間外だけど覚えてるうちに問い合わせしたい」
などの場合に重宝します。

でもそれって個人ブログにも必要なの?設置するべきなの?

って思うかもしれません。

そんな疑問にお答えして、さらにページの作り方を解説します。

お問い合わせフォームって?

いまさらですが、「お問い合わせフォームって何?」にお答えします。

お問い合わせフォームとは、お問い合わせ・苦情・要望などを管理者にメールで通知する機能です。

ブログだったらコメント欄を付けておけば同じなのでは?と思うかもしれませんが、コメント欄を全てパトロールする訳にもいきませんし、いちいちコメントが付いた記事を探して開かなければなりませんので、レスポンスの保証ができません。

その点、メールに通知が来れば通常見るメールは1種類でしょうし、「コメントが来たよ」という通知ではなく、お問い合わせやクレームの内容が書かれていればそのまま読むことができます。

価値のあるブログが書けるようになるとか、ブロガーとして知名度が上がってくると「企業案件」が来ることがありますが、企業案件はほぼ間違いなく「お問い合わせ」に入ってきます。

あとは、都市伝説と言われていて実際に必要かどうかはわかりませんが、「Googleアドセンス」の審査に必要という話もありますね。

Googleアドセンスの審査については、お問い合わせフォームだけでなく「記事数」とか「リンクの有る無し」とか、解説をする人によっても違いますし、説明の通りに対策をしても通らない人、何回か落ちるつもりで気楽にやったら1回で通った人とか、色々いますので何が正解なのかはよくわかっていないところがあります。

ちょっと脱線しましたが、お問い合わせフォームは

  • 読者の声を聴ける機会が増える
  • 企業案件を受ける窓口になる
  • アドセンス審査に必要(?)

など大事な役割を果たすと言えます。

お問い合わせフォームの設置

「お問い合わせ」が大事なのはわかったとして、「あのフォームって作るの面倒では無いの?」という疑問もあるでしょう。

形だけならどうとでも揃えることはできますが、問題はそんなところではなくメールを自動で送信する機能です。
もっともそんな心配は必要ありません。

WordPressの場合、豊富なプラグインに「お問い合わせフォーム」を作ってくれるものがあります、またGoogleフォームでも作成することができます。

お問い合わせフォームを作成する方法は2つ

  • WordPressのショートカット
  • GoogleForms

プラグインを使う

プラグインは、「Contact Form 7」というものを使います。

❶インストール

プラグインの導入は、ダッシュボードのメニューから、プラグインを選択し
「検索」のキーワードに「contact」と入力すると候補が表示されます。

contact_form-1

サンプルの画像ではすでにインストールされているのでボタンが違いますが、ここに「今すぐインストール」というボタンがあれば、それをクリックしてインストールします。

インストールが終了すると「有効化」のボタンが表示されるので、忘れずにクリックしましょう。

プラグインの一覧を見ると、他のプラグインでも評価が高いものもあります。
実際どれを選ぶのが良いのか悩ましいところです。迷ったときは一般的によく使われているものを選ぶのが間違いありませんので、今回はContact Form 7を使います。

❷有効化とフォームの作成

プラグインの有効化まで終わると、ダッシュボードのメニューに[お問い合わせ]という項目が追加されています。

contact_form-2


「コンタクトフォーム1」というものができていますが、ここでは[新規追加]をクリックします。

contact_form-3

タイトルを入力すればフォームはできていますが、ここでもう一つやっておきたいことがあります。

❸スパム対策

詳しくはセキュリティーのプラグインに関する記事にありますが、ここで「氏名」のところと「メールアドレス」のところにコードを追加します。

contact_form-4

タイトルとスパム対策のコードの入力が終わったら[保存]します。

❹ページの作成

contact_form-5

保存するとこのように「ショートコード」が表示されます。

これをコピーして「固定ページ」の新規追加を開いて、記事の欄に貼り付けます。
ここで「タイトル」を入れ忘れると、いきなり[氏名」が表示されるので「タイトル」は入れていきましょう。

contact_form-6

これで「Contact Form 7」でのお問い合わせページの作成は終了です。

❺動作の確認

試しにお問い合わせメールを送ってみます。

入力内容は、テストなのでざっと入れておきます。
ただ、メールアドレスは変に入れると「正しくありません」と表示されてしまいます。

contact_form-7

こんなところで下の方に移動して[送信]します。

少しすると自分宛にこんなメールが届きました。
メールの送り先はブログと関連付けたアドレスに自動的に送られます。

contact_form-8

これで反応まで確認できたので完成です。

ただ、このままだとちょっとカッコが良くないのでどこかで見た目は直したいですが、それはまた別の話ですので機会があれば記事にします。

GoogleFormsを使う

プラグインを使わない方法としては、GoogleFormsを使う方法があります。

こちらの方法はプラグインでないのでWordPress以外の場所でも自由に使えます。
ご自身のホームページやYouTubeに使うこともできます。

WordPressの管理上、プラグインはできるだけ少ない方が有利と言われています。
サイトの重さや更新の管理に関わる手間などが理由です。お問い合わせフォームのプラグインがひとつでどれくらい影響があるのかわかりませんし、これくらいなら影響は考えなくて良いと思いますが、気になる方はこちらのフォームを使えば心配が減るでしょう。

❶GoogleFomesを開く

まずGoogleFomesを開きます。
Google検索で「GoogleFomes」と打ち込みます。

google_form-1

ここでログインをきかれていますが、これはスルーで大丈夫です。
「フォームに移動」を押して次に進みます。

❷フォームを選択する

「フォームに移動」を開くと次のような画面が表示されます。
他に使ったことがある場合は、下段に今までに作成したフォームが表示されます。

ここではいろいろなフォームが選択できます。
ここではシンプルに画面を作りたいので「空白」を選択します。

google_form-2

❸タイトルを入力する

ページの表題を入力します。
ここで入力したタイトルがそのまま表示されるので、わかりやすいタイトルが良いでしょう。

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❹項目の作成

次に「質問」と表示されたところに入力して欲しい項目、お問い合わせの場合は「名前」「メールアドレス」「本文」あたりだと思います。

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質問のところに項目を入れて、「ラジオボタン」と表示された右側の▼を選択するとメニューが出てきます。
ここを記述式にすると「直接入力」のフォームになります。

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入力を必須にする場合は下にある「必須」を有効にします。

その左側にあるページマークで「質問」の項目がコピーされるので、メールアドレス、お問い合わせ内容をそれぞれ設定します。

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名前、メールアドレスは記述式で設定しますが、「記述式」では表示されているように「短文回答」となります。
お問い合わせ内容は短文では済まないと思いますので「段落」を選択します。

ひととおり設定が終わったら右上の「送信」を押します。
ここで送信をしても、この時点ではどこにも何も送信はされないので安心してクリックしてください。

❺フォームを送信(コードのコピー)

「送信」を押すと、「フォームを送信」という画面が出ます。
ここでは「送信」と書かれていますが、HTMLコードをコピーします。

なので「<>」マークをクリックします。

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ここで表示された「HTMLを埋め込む」のコードをコピーします。

このコードのコピーでGoogleでの作業は終わりです。

❻WordPressページを作成する

次にフォームを貼り付けるページを作成します。

WordPressを開き、ダッシュボードから
>固定ページ>新規追加
と進みます。

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ここでまずタイトルを付けます。

フォームでタイトルを付けているので同じでも良いですが、ここではプラグインで「お問い合わせ」をすでに作っているので「お問い合わせ2」にしておきます。

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タイトルを付けたら、本文には先ほどコピーしたHTMLを使います。
メニューから「カスタムHTML」を探してもらって選択します。

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開いたHTMLの枠内に、GoogleFormでコピーしたコードを貼り付けます。

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プレビューを見るとこのように表示されます。

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❼動作確認

作成したページを保存したら動作確認をしてみます。

全項目を入力して送信をするとこのような表示になります。

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これがプラグインで作成したフォームのようにメールに転送されてくるかと思って待っていましたが一向にメールは来ません。

GoogleFormeを開いてみると先ほど作成したフォームが登録されています。

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登録されていたフォームを選択した画面がこうです。

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上の「回答」のタブの横に数字が出ています。
これがお問い合わせを受信している数ということです。

回答をクリックすると、このように集計されて格納されていることが確認できました。

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来ると思っていたメールが来なかったのでしばらく悩みましたが、しっかり格納されていたのでひと安心です。
それに多くの問い合わせがくるとメールがすぐにお祭りになってしまいそうなので、googleで格納してもらうのも悪くはないかもしれません。

まとめ

  • ContactForm7(プラグイン)によるお問い合わせフォーム制作。
  • GoogleFormによるお問い合わせフォーム制作。

2種類のお問い合わせフォームの作り方を説明しました。

プラグインの方が楽だと言われますが、GoogleFomesでもたいした手間が無くフォームの作成ができることがわかりました。

手間がかかるとかプラグインを減らしたいとかいろいろ考える要素はあると思いますが、お問い合わせの通知がメールに来るのかGoogleに貯めてあるのかという大きな違いがあります。

それぞれ対応の方法はあると思います(この時点で探っていません)が、こんなことも判断材料になるかと思います。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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